存在
2008年 01月 22日
先日ご紹介したポルトガルワインの試飲レポートです。
『マルケス・デ・ボルバ レッド 2002 ジョアン・ポルトガル・ラモス
Marques de Borba Red 2002 Joao Portugal Ramos』
2,625円
【テイスティングコメント】
6年間の熟成(2008年現在)を経て、味わいには落ちつきを感じます。おとなしい酸味と滑らかで柔らかな渋味、カシスやラズベリーなどの風味。バランスのよいミディアムボディです。
現在ワインが作られている国は本当に数多く、ここ最近では南半球のワインの人気がすごく高まっています。
どこの国でも作られている『国際品種』と呼ばれるブドウ品種。確かに分かりやすい表記や味わいのものが多く、難しいと思われるワインの世界に入るきっかけにはとても良いと思います。
しかし、そのようなワインが人気を博し続けていると、聞いたこともないようなブドウから造られるワインは敬遠されがちです。
今回ご紹介するワインのブドウ品種はアラゴネス、トリンカデイラ、ペリキータの3種をブレンドして造られています(比率は不明です。ごめんなさい)。どれもポルトガルが原産地となる土着の品種ばかり。
世界的にはマイナーなブドウ品種でも、美味しいワインはたくさんあります。こういったワインの存在が忘れられないように皆さんにお知らせするのもワインショップの使命だと思います。
聞いたこともないワインを手にするのは多少の勇気が必要ですが、ぜひ皆さんにお試しいただきたいワインですね。
【ワインも農産物だぎゃあ】
『マルケス・デ・ボルバ レッド 2002 ジョアン・ポルトガル・ラモス
Marques de Borba Red 2002 Joao Portugal Ramos』
2,625円
by yukio0810ssr
| 2008-01-22 14:09
| ポルトガル