フルボディな白ワイン
2009年 06月 04日
オーストリーの白ワインの試飲レポートです。
●ピノ・ブラン 2006 ヒードラー
3,150円
オーストリア 辛口 白ワイン
【テイスティングコメント】
味のイメージをお伝えするためにフルーツの名前を出すのが難しいのですが、敢えて何のフルーツかと問われれば、よく熟したいちじくを砂糖で煮込んだコンポートが頭に浮かぶのですが、甘味はゆっくりと口の中で消えていく感じです。角が取れた柔らかい酸があり、喉越しに苦味が少しだけ残ります。ミディアムからフルボディの中間程のコクがあります。2006年の若いワインではありますが、やや熟成した旨味があり、全体には綺麗な造りでとても良くできた辛口の白です。
ピノ・ブランというブドウ品種は、現在シャンパーニュでも注目されている品種ですね。その昔はシャルドネとよく間違えられたそうですよ。確かに力強さなども似ているところが多い気がしますね。
赤ワインで使われる『フルボディ』という表現。この白ワインにもぴったりな表現だと思います。白ワインは飲み応えがないと思っている方にぜひ試していただきたいですね。
【ワインも農産物だぎゃあ】
●ピノ・ブラン 2006 ヒードラー
3,150円
オーストリア 辛口 白ワイン
by yukio0810ssr
| 2009-06-04 11:13
| オーストリー